世界中が直面している水問題とは?解決するにはどうしたらよい?

公開日:2023/02/15  

現在、地球に住む人々の約40%が水不足に苦しんでいるといわれています。急激な人口増加や気候変動、乱開発など、さまざまな要因で水問題は悪化の一途をたどっているのです。水問題は日本国内でも決して他人事ではありません。ここでは世界各国が直面する水問題と、解決策につながる可能性がある技術について紹介します。

世界中が抱えている水問題

日本は雨が多い地域で、水が豊富にある国のひとつです。日本にいると実感しにくいですが、日本ほど清潔な水が豊かな国は珍しく、多くの外国では水問題に苦しんでいます。とくにユーラシア大陸は国が陸続きなのもあり、国家間で水紛争が起こることも珍しくありません。

人類が利用できる水は地球全体の0.01%のみ

地球は水の星といわれますが、そのうち淡水は2.5%に過ぎません。しかも淡水の大半は南極大陸の氷や地下水で、簡単には使えません。人類が使いやすい川や湖の水は、わずか0.01%といわれています。

しかも近年の気候変動で洪水や渇水が起こりやすくなり、干上がることがないはずの大河まで水が干上がっているのです。ヨーロッパを貫くライン川、中国の長江は深刻な水不足で、物資の運搬すらままならない状態が続いています。

メコン川、ナイル川沿岸国などの水問題

日本は隣国と海でへだてられていますが、多くの国は陸続きです。東南アジアを流れるメコン川や古代エジプト文明を支えたナイル川などは多くの国を貫き、多くの人の生活を支えています。

しかし、川の上流でダムを勝手につくられてしまい、下流の国の漁業、農業に大きなダメージを与えているのです。ナイル川をせき止めたアスワン・ハイ・ダムの建築では、伝統的に毎年起こる洪水は改善したものの、ダムの下流で寄生虫が発生するなど予想もしない被害も出ています。

安心して水道水の水を飲める国は少ない

「水道水を飲める国は日本だけ」という話がありますが、これはあながち間違いではありません。多くの国では「水道水は生活用水」という運用がされているため、飲料水は別に購入する必要があります。

先進国でも飲めない水道水

水道水が直接飲めない国は先進国でも少なくありません。水道水が直接飲める国は北欧諸国とドイツ、クロアチアで、ほかの国では加熱しないと飲めないのです。アメリカ大陸でも合衆国は水道水が飲めない地域が大半をしめています。

200種類の検査を行う日本の水道水

日本では各地の自治体が上水設備を持ち、維持管理しているのが特徴です。水質検査は200種類もあり、日々職員の方が検査を重ねています。

水道管の整備なども定期的に行い、安全な水道水を届けてくれているのです。当たり前だと思っている水道水ですが、多くの方の努力で維持されているのだと自覚すべきでしょう。

日本における水問題

日本は水が豊富だから水問題はない、と思ったら大きな間違いです。これまで日本もさまざまな水問題に苦労しています。たとえば渇水が深刻だった讃岐国(現在の香川県)では多くのため池をつくり、貴重な水を確保していました。

気候変動や乱開発による水害の増加

近年、大きな台風の上陸や水害が増えています。ゲリラ豪雨と呼ばれる激しい雨が降ることも珍しくありません。それに加えてメガソーラーパネルの設置などで山野の森を切り開き、パネルを置く地域が増えています。水害が増えているのは、保水力を失った山から土砂が押し寄せるのも影響がある可能性が指摘されているのです。

水道管の老朽化

日本の安全な水道水が、過去のものになる可能性もあります。日本各地の都市では水道管の老朽化が激しく、大阪市では約50%の水道管が耐用年数を超えているのです。水道管の入れ替えは各地で随時行われていますが、なかなか進んでいません。

水問題を解決する方法

水問題を解決するのは一筋縄ではいきません。しかし改善する方法はいくつかあります。私たちひとりひとりの心がけでも改善できる方法もあるので、無理のない範囲で実施してみましょう。

国産食材を選ぶ

輸入食品、とくに輸入肉をできるだけ減らし、国産食品を選ぶことは海外の水資源を守ることにつながります。とくに牛を育てるのは多くの水を使うため、輸出国の水を大量に使っているのです。海外食品を適度に減らすことで、その国の水も守れます。

インフラ整備、RO膜ろ過など技術で改善

治水を進めるのも水問題を解決する方法です。治水インフラを整備することで地域の人が安全な水を確保でき、生活が安定します。RO膜ろ過は不純な水を膜に通して清潔な水にする技術で、日本が世界シェアの約50%を担っているのです。

実はRO膜ろ過技術は日本のウォーターサーバーでも使われている技術。多くのウォーターサーバーで採用されています。RO水は清潔で保存性が高く、クセがないので飲みやすいと好評です。

まとめ

世界各国の水問題は深刻で、解決するのは一筋縄ではいきません。近年はSDG’S(持続可能な開発)が提唱されていますが、世界規模で改善するにはまだ時間がかかるでしょう。しかし、RO水など治水インフラに関わる技術を積極的に使う、なるべく国産食材を選ぶなど、個人でもできることはあります。

RO水を採用したウォーターサーバーを使うことでRO膜ろ過の需要を増やし、さらに改善を重ねることができます。この技術を海外で活用することで、その地域の水問題が改善する可能性があるのです。

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