水道管が老朽化するとどうなる?安全な水を利用するにはどうすべき?

公開日:2023/03/15  

近年、日本の各所で水道管の老朽化が原因と思われる漏水や断水が発生しています。高度経済成長期のインフラ整備で、どの家庭でも水道の水が利用できるようになりましたが、水道管の多くは老朽化が進み、事故の危険性も懸念されています。この記事では、水道管の老朽化や安全な水を利用する方法についてお伝えしていきましょう。

水道管の老朽化が社会問題になっている

日本の水道設備は、1950年代から1970年代にかけての高度経済成長期に一気に普及しました。蛇口をひねればすぐに安全な水が利用できる水道は生活に欠かせませんが、すでに多くの水道管が耐用年数を迎えているといわれているのです。

水道管は、土の中で土壌との化学反応が起きることで、少しずつ腐食して劣化します。しかし、新しい水道管の設置はあまり進んでいないのが現状です。その背景に、水道事業の財源と人手不足の問題があります。

水道は、税金ではなく水道の利用料金で成り立っています。そのため、人口の減少や飲料水を購入する人が増えて水道の使用が減り、水道管を新しくするための工事予算が足りなくなっているのです。地方の小さな自治体などでは水道を管理したり工事したりする人員が少なくなっていることも、水道管の更新作業が進められない原因のひとつでしょう。

こうした背景から、古い水道管を使い続けている場合が多く、最近では老朽化による損傷が原因の事故も発生しているのです。水道管を新しくするためには莫大な費用と労力がかかりますが、水道管が原因の事故は、断水などが生じてそこに暮らす人々の生活にも大きな影響を与えるため、水道管の老朽化は深刻な問題になっています。

水道管が老朽化するとどうなる?

老朽化した水道管の工事のためには水道を止める必要があり、大規模な断水が生じます。毎日使っている水道が使えないのは想像以上に不便なものです。水道管が老朽化しているかどうかは、以下のような点に注意してみましょう。

水にサビが混ざっている

水道からコップなどに水を入れた際、水の色が赤みがかっていたりサビが浮いていたりしたら、水道管が腐食してサビが発生している可能性があります。サビは蓄積すると水道管の詰まりの原因になり、最悪の場合、破裂する恐れもあります。

水の出が悪くなる

水道管の老朽化が進むとサビが発生し、放置すると水道管にどんどん蓄積されていきます。サビが水道管内に貯まると水の流れが悪くなるため、今までよりも水の勢いが落ちて水の出が悪くなるように感じられるかもしれません。

水道代が高くなる

老朽化してサビなどで損傷した水道管は、漏水を起こすことがあります。使用量は変わっていないのに水道料金が高くなっているときは、水漏れを起こしているかもしれません。家中の水道の蛇口を締め、水道メーターを確認してみましょう。メーターが回転していた場合、水漏れの可能性があります。

水道管の老朽化を放置するデメリット

水道管は目に見えない部分ですが、老朽化を放置するとさまざまなデメリットが生じます。気になる点があれば早めに対処し、トラブルを未然に防ぎましょう。

サビによる健康被害の心配

水道管の中でサビの発生が続き、水を摂取し続けるのは健康に影響を与える心配があります。サビは鉄分なので少量であれば身体に悪影響はありませんが、サビの入った水を飲み続けるのは鉄分の過剰摂取につながる可能性があるでしょう。

高い工事費用がかかる

水道管が破裂などした場合、持ち家だと工事費用は個人負担になります。水漏れは水道管だけでなく、建物自体に被害を及ぼすこともあり、多額の修繕費用が必要になるかもしれません。

近隣トラブルの心配

水道管の老朽化で水漏れなどが起きると、周りの家にまで迷惑をかける恐れがあります。集合住宅では下の階に床下浸水したり、周辺の世帯で断水したりする可能性もあるでしょう。こちらに落ち度がないとしても、住民にはいろいろな人がいるため、運が悪いと近隣トラブルに発展してしまうかもしれません。

まとめ

水道管の老朽化はさまざまなトラブルに発展する可能性のある深刻な問題です。水道を使用中に水の色や水の勢いなどがいつもと違うと感じたら、老朽化している可能性があります。

とはいえ、なかなか個人では老朽化に対処できない部分も多いかもしれません。水道管の腐食により発生するサビは、少量なら健康には心配ないとされていますが、子供や高齢者が飲み続けるには不安があります。また、水道水には飲み水として使用できるようにするためにごくわずかの塩素が含まれているのです。

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